中部アフリカ諸国マーケットの魅力

中部アフリカ諸国は、ECCAS加盟国 (*右欄参照) を中心に産油国が多くを占めており、この世界的不況の中、驚異的な経済成長を続ける国も少なくありません。新たなビジネスチャンスを求めるなら、成長著しい中部アフリカ諸国に進出してみませんか?
直接進出する以外にも共同出資での出店、現地法人の立ち上げ、合同会社の設立など様々な進出方法が考えられます。1国への進出を足がかりに、将来的にはECCASという広大な市場を手に入れることも可能です。


進出を期待される業種

■ 建設業

オイルマネーで潤った多くの個人・法人がマンションや自社ビルの建設を始めています。また、政府による新しい官公庁舎やインフラ設備の建設プロジェクトも次々に決まっています。建設ラッシュの中部アフリカ諸国へ進出するなら、今が絶好のチャンスです。

■ 建設機械・資材
建設ブームとともに、建設機械や資材のニーズも高まっています。建設に必要な大型機械から手動工具にいたるまで需要が伸びています。また、日本の企業と業務提携を希望している現地企業もたくさんあります。ご興味のある方は是非お問い合せください。

■ 石油・天然ガス
中部アフリカ諸国では、今やアラブ諸国を追い越す勢いで続々と埋蔵が確認されています。どの国も利権獲得に躍起になっているエネルギー資源ですが、ビジネス交渉の席につくのは至難の業です。中部アフリカ特有の商習慣を熟知した弊社ネットワークを是非ご利用ください。

■ 鉱業
鉄、ゴールド、レアメタル、大理石など貴重な地下資源が中部アフリカ地域にはたくさんありますが、その多くが未開発です。地下資源開発には、大きなビジネスチャンスが眠っています。

■ 農業
中部アフリカ地域の農業は、多くの土地が余っているにもかかわらず、農地開発の遅れから多くの国が農産物輸入を続けています。各国政府は、自国の需要を満たし、将来的な近隣国輸出を見据えた大規模な農業開発・投資、そして生産性の高い農業技術を求めており、政策面での優遇も期待されます。世界的に食糧確保が課題となっている今、中部アフリカ地域への投資は、意義深いビジネスといえます。


■ 漁業

大西洋に面したギニア湾は、世界でも有数の漁場として知られています。安全に操業できる良好な漁場が年々減少している今、ギニア湾は絶好の漁場です。漁業に関する政府セクションから引き合いも来ています。ご興味のある方は是非お問い合せください。

■ 航空、輸送、物流
どんどん発展してきている中部アフリカ地域では、人や物の流動が活発になっており、特に産油国への物流は急激に増えています。しかし、道路整備や輸送手段の確立はまだまだ十分とはいえません。この地域のさらなる発展のために各国政府とも特に整備を急いでいます。

■ 通信事業
中部アフリカ地域に急を要して整備されなければならないもののひとつです。携帯電話は大変普及していますが、まだ電波状況は悪く、インターネット網の普及度やクオリティーも限られています。今が参入のチャンスです。

■ 太陽光発電
急激に豊かになった中部アフリカ諸国ですが、電気の供給はどこも安定せず、停電は日常茶飯事です。また、世界的に環境保護が叫ばれる今、太陽光発電に注目が集まっています。小型ソーラーパネルから地下水を汲み上げるソーラーポンプ、さらに大規模な太陽光発電所まで、多くのビジネスチャンスが期待されます。

■ その他
アフリカというと、「購買力があるのか?」という疑問をもたれるかもしれませんが、いまやオイル景気に沸き、アラブ諸国に追随するほどのオイルマネーを手にした購買力の高い富裕層が急増しています。車、家電、中古機器、生活用品からアパレルにいたるまで、何もかもが不足するこれらの諸国では、「お金はあるのに買いたい物がない」という現象も起きています。

アフリカ進出をお考えの方、まずは現地を視察したいという方、中部アフリカ諸国に太いネットワークを持ち、現地の商慣習を熟知した弊社にお問い合わせ下さい。


■ECCAS (中部アフリカ諸国経済共同体) とは
地域経済協力の促進、経済水準の引き上げと安定維持を目指し設立された経済共同体です。

【加盟国】
赤道ギニア共和国、ガボン、カメルーン、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、サントメプリンシペ、アンゴラ、チャド、中央アフリカ、ブルンジ
【経済政策】
中部アフリカ共同市場の確立を目指すECCASでは、域内において製造された商品に対し、一定特恵税 (TPG) を設けています (税率は当該商品の対外共通関税の20%)。また、加盟国間では自由貿易や無関税などの恩恵もあります。
【域内総人口】1億3,860万人
【域内GDP】1,706億ドル 



■CEMAC (中央アフリカ経済通貨共同体)
ECCAS加盟国のなかで、赤道ギニア共和国、ガボン、コンゴ共和国、カメルーン、中央アフリカ共和国はCEMAC (中部アフリカ経済通貨共同体) を形成し、中部アフリカ諸国中央銀行 (BEAC) 発行の共通通貨 (CFAフラン) を用いています。
【加盟国】
赤道ギニア共和国、ガボン、コンゴ共和国、カメルーン、中央アフリカ共和国
【通貨】CFAフラン (XAF)。
【為替】1ユーロ=655.657CFA (固定)
【面積】約300万平方m
【人口】約3,670万人
【域内GDP】709億ドル

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